建築設計は、建主さんと設計者のコミュニケーションがとても大切。
でも、家族にしかわからない深いことも。
あまり話したくないことだってあるのが人と人。
何を話したくないのかに注意を払うより、大事にしたいことを読み取ること、
感じ取ることも設計者に必要なことだと学んだ家づくり。
感じ取ったことは「つぐみ」でした。
必ずやってきてくれる渡り鳥のように。
今は別々に暮らしている家族がいる。
この家をつくることで、何か変わるかもしれない。
何か残してあげたい。
また会いに来てほしい。
きっとそんな想いがあったのだろうと。
春が来るたび、満開の桜を楽しんでほしいな。